2018年4月29日日曜日

上下関係によって存続する企業組織が上下関係によって存亡の危機に

上司と部下の関係は上下関係です。意思疎通を盛んにして社長から社員まで意思伝達の正確さと早さが求められる企業組織は高い生産性を生む事を求められます。企業組織が存続するには上下関係は必須の事です。ところが、上下関係によって悪化する人間関係によって逆に、意思疎通や意思伝達が

非効率かつ遅延する企業が増えています。上下関係は企業を存続させるのでしょうか?それとも存亡の危機へ追い込むのでしょうか?


上下関係の必要性と危機限界


企業組織には上下関係はつきものです。その上下関係は、企業にとって必要不可欠なものでもありながら同時に、企業にとって危機限界を直視させられるものにもなってきました。



上下関係の必要性


上下関係が無かった時を考えてみます。社長から社員へ意思伝達をしたとしましても、社員が自分の意見を持って社長へと反論の意思表示をする事があるでしょう。社員は社長の意を解さず、社長は社員に納得して動いてもらうには説得をせねばなりませんが社長が社員を説得するのに1か月かかりました。

その間にも競合する他社は生産性を高め続け、社長は方向性を修正せざるを得なくなります。修正した方向でも社員に意思伝達を試みますが、やはり社員を説得するのに1か月かかります。

スピード性を高めようとする上で効果があるのが、社長の意思伝達をそのまま受け取る事が出来る社員との関係です。

それを上下関係で賄っています。
それが上下関係の必要性です。


尊厳を感じていたい人間


ところで、人間は尊厳を感じていたい存在です。自分の尊厳を汚されたり、自分の尊厳を貶められたりすると、反発したくもなりますし敬遠したくもなります。


上下関係の危機限界


上下関係で成り立つ上司と部下の関係は、その関係が高じますと人間関係として拗れる場合も多く見られます。時代が進むにつれてその傾向は強くなっています。

人間は尊厳を感じていない存在でもありますから、上下関係によって尊厳を喪失していく様な事が上司に起こりますし部下にも起こります。

尊厳を失い続ける関係の果てを想像すると上下関係の終焉が浮かび上がります。実際、ストレスを抱える上司が増えたり、退職する部下や長期休暇を申請する社員が増えています。

上下関係は思いのほか、ストレスやプレッシャーを双方に同時に与えています。



必要性と危機限界が同居するジレンマ


企業組織にとって上下関係は必要です。一方で、上下関係によって拗れた関係性の悪化がもたらす生産性の低下は、企業組織にとって存亡の危機へと発展します。

上下関係は、必要性と危機限界が同居しているジレンマを抱えた関係とも言えます。



競争原理が働く資本主義社会


人間は尊厳を重んじる存在です。生きていると尊厳を感じる事よりも、尊厳が軽んじられたり尊厳を貶められたりする体験の方が多い事を実感する事があるでしょう。

その理由の一つに、社会を取り巻く環境が挙げられます。お魚は海の環境を大きく受けるものです。企業組織と人間個人をお魚と置いた時に、そのお魚が泳ぐ海である社会は、一体どの様な状態なのでしょうか?



資本主義社会は借金ゲーム


Noh's Wayで生きておりますと非常に痛感するのが、お魚が受ける海から影響について如何に人間一人ひとりが見えていない状態なのかという事です。

お魚を個人一人ひとりであったり、企業だと見立てると、そのお魚を取り巻いている海という環境は今の時代、今の社会という事が出来るでしょう。

今は、資本主義社会です。

その資本主義社会を一言で表すとどの様に表現する事が出来るでしょうか?その一言で表す事を通して、如何に多くの現象を説明してしまうのかが、一言で表す事の力強さであろうかと思います。

その一言を借金ゲームで表したいと思います。資本主義社会は、借金ゲームです。



借金ゲームの勝敗を競って競争原理


ゲームには勝敗がありますが、借金ゲームの勝敗は何に当たるのでしょうか?企業においての借金ゲームにおける勝敗は、イメージに難くないかも知れません。

借金ゲームに勝とうとして、ゲームなりの競争が起こります。借金ゲームにおけるゲームでは相対比較が非常に加速していき、優劣の特徴は更に大きな優劣となって二極化へと進みます。

借金ゲームには、競争原理が働きます。



人間としての尊厳を高め人間としての尊厳を破壊している資本主義社会


資本主義社会が胎動し始めた初期の頃は、人間にとってどういう仕組みであったのかと言いますと人間の尊厳を高めたものだと言えるでしょう。

資本主義社会が無かった時の頃を想えば、人間としての尊厳が激しく傷つき、そのままではいられない限界の極地にありました。ところが、始まりがあるものには終わりがある様に、何事も興る事があれば亡くなる事があります。

資本主義にも賞味期限がありました。

資本主義社会が胎動した頃は人間の尊厳を高め、人間が生き生きと元気になっていく一方でしたが、今となりましては人間の尊厳を低め、尊厳を汚し、尊厳を地に落とし、尊厳を破壊するにまで至っています。

人間が、お金の為に働き、
人間が、時間に追われ、
人間が、法律に怯え、
人間が、数字に悩み、

日本では多くの人間が自殺を図り鬱が増えて、仕事へのモチベーションが続きません。生きる喜びの中に仕事が入らない人が増えています。



AI(人工知能)の登場


AI(人工知能)が登場している今の時代は、社会全体、文明全体に大きな衝撃を走らせています。センスの良い人は、AIの登場に危機意識を抱いていますし同時に、人間として絶好の機会を得たと捉えている事でしょう。


人類史上初。人間を超えた知能の持ち主


人間は、今まで出会ってきた地球上の全てと比較しますと最高の知能を持っていました。人間を超える知能の持ち主が居なかったからこそ、人間は全ての動物の機能や植物の機能を、道具や技術にさせて、自然や動物との闘いに勝利し食べる事の心配をしなくとも良くなり不毛に戦う事がなくなっています。

あらゆる植物や動物と比較しまして人間の知能は比較する事の出来ない高いものです。


因果関係のプロ『AI(人工知能)』


人間の持つ腕力や脚力を上回る機械、そして耐久力や持続力を備えている機械を生み出す事に成功している人間です。人間は、そうした機械を道具にする事で今まで以上に生産性の高い人間へと擬似的に進化する事が可能になっています。

やがて、人間の計算力を上回る計算機、そして人間の記憶力や処理速度を上回る計算機を生産しました。

今はAI(人工知能)が登場しています。

AIは大量のデータを扱い、多種多様な整理整頓を行い、人間が行っている作業の大半を扱う技術だと期待されています。

AIはまだまだ進化します。
因果関係のプロになります。



人間を代行するAI(人工知能)


人間は、自分の出来る事を道具の形にして外部に出してきました。手を切り離す事は出来ませんが、手の機能を道具にしてその道具を扱う事で手の代わりにしている道具は沢山ありますね。

ハサミやスコップがそうかも知れません。

その様にして、足の機能を持つ道具、目の機能を持つ道具と言った形で、人間を模した機能を体から外部へと切り離し続けてきた歴史があります。

AIは、そういった意味で表現しますと何から切り離されているのでしょうか?天命を知り、自分の使命を出会おうと探されているあなたでしたら、そして日本と世界の激動の変化を見続けてきた50代のあなたでしたら、お気付きの事と思います。

脳です。

人間は、体の機能も脳の機能も体人間から外部へと切り離す事に成功する時代に突入しています。

どのくらい危機なのかお分かり頂けるでしょうか?
どのくらい好機なのかお分かり頂けるでしょうか?



生産性高い企業組織は新しい関係から生まれる


体を体人間から切り離し、頭を体人間から切り離した人間は、体人間としてどの様に生きれば良いのでしょうか?



体人間は生産性が低い


この体だけを自分だと思うあなたは、AI(人工知能)の登場によって存在意義を喪失している最中にあります。それを、日常生活で感じたり、職場の仕事感覚で感じたりしているあなたでしたらセンスの高さを誇っても良いと思います。

自分の存在意義を疑い人間の存在意義に危機を感じる程にセンスがありましたら、本ブログから得られるヒントも多いかも知れません。

体人間は、もはや生産性が低くなりました。

体の機能も脳の機能も外部へと切り離し、体人間として体に残っているものが最早ありません。AIは、人間の全てを行います。

体人間は、AIの生産性の高さに遥かに劣ります。人間が関与したAIの方が、AIの生産性が低くなっていく時代です。




上下関係が拗れ、人間関係が希薄な時代


多くの上司と部下の様に、上下関係が拗れ人間関係が希薄になっている企業組織内の関係では生産性は低くなる一方です。

また、競争原理が働く資本主義社会において人間は尊厳が傷つく一方で、AI(人工知能)は生産性を上げていく一方です。

人間の居場所は、AIへと置き換わり、AIと比較する人間は更に尊厳性を喪失するでしょう。職場を失った定年の男性が鬱に陥り昼間からお酒を飲む様に、人間から職場や居場所を取っていくAIを前に人間は益々、鬱や自殺が増える事でしょう。

まさに人間を代行するAIです。
最早、体人間として生きれません。

そんな中で、上下関係によって仕事をする上司と部下で成り立つ会社は淘汰されていくに違いありません。




突破口は、体人間ではない新しい人間観と、その人間観による新しい関係


上下関係からは生産性の低下しか想像できない時代になっています。新しい関係づくりから、新しい生産性を実現し、飛躍的な企業組織へと変貌を遂げる時代に来ています。

それは、体人間のイメージしかない自分のアイデンティティからは生まれません。体人間は、AIが代行する時代です。

体人間ではない新しい人間観を持つ事から新しい生産が始まります。そして、新しい人間観を持つ人同士の関係が、今までの上下関係を超えた新しい関係を築いていきます。

それが尊厳関係。

企業は、尊厳関係によって運営されねば存続が出来ず存在を許されない時代に入っています。尊厳関係を築く新しい人間観を持ち、それを企業組織に生かす事。

それは人間にしか出来ない仕事です。

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