2018年9月29日土曜日

客が泣いてもいないのに

企画運営してたイベントの反省会の事です。

イベントによっては感動する事ってありますよね。企画する側にも感動する事はよくある事です。

企画する側にとっては、来てくれるお客さんが感動してくれる事、涙を流してくれる事というのはとても嬉しい事ですし、新たな原動力として備わる時でもあります。

あるイベントの事ですが、企画側でもある出演者が登壇中に涙を流した事がありました。

その反省会での事。
同じ企画側であるNohさん。

そのNohさんの一言が印象に残ります。

「出演者が登壇中に泣くのは違う。一流ではない。もし泣くのだとしても、お客さんが泣いてくれた時。お客さんが泣いてない中で泣くのは一流ではない」

まだまだ、この体だけが自分だと思う観念が強い頃でしたので、Nohさんの真意や本意を当時、どこまで掴んでいたのかは怪しいですが、今振り返ってみても、とても印象的な言葉でした。

そうなのか!
その様な観点もあるのか、と。

当時の島崎には、感動で涙を流す事は人間らしい行為であり、好感が持てたものですから余計に衝撃でした。

企画には、


  • 問題意識
  • ビジョン
  • 価値


を提供したい想いがありました。

そして、来てくれているお客さんにも同様に、問題意識がありますし、ビジョンがあるでしょうし、感じる価値がありますね。

お互いの問題意識やビジョンや価値において共有や共感が起きているのか、その事に当時は関心が弱かった私にとって、Nohさんのこの発言は衝撃でした。

それと同時に、

来てくれている人と共に作り上げるのが本当の企画でありイベントなんだと深く刺さりました。

その後、Nohさんが前に立つ時には、そうした観点からもNohさんを見る機会が増えましたが、その観点から見て彼は本当に一流だと思います。

来場者と共に創る場というのは本当に難しいです。その人がどんな人なのか分からないですし、観点の問題が常につきまとうからです。

その点、Nohさんのセミナーや講演は、とてもリズミカルで呼吸の様に自然に流れるものがあります。局所的に生まれる違和感はもちろんありますが、そうした違和感を道具にして感動へと変えてしまうんですね。

どんな現場でも、あんな風でいたいと思います。

いつも読んで下さってありがとうございます。宜しければ別の記事もお読みください。

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