伝えたいのに伝わらない
失敗も成功も経験している存在として、上司の立場であるあなたはその体験経験を部下の営業活動などに生かしてもらいたいと思う事でしょう。
その伝えたい想いは、ご自身の失敗談や成功体験が豊富なほど強いものでしょうし、受け取ってくれる部下にとっても実り豊かなものとなる筈です。
ところが、伝えたいのに伝わらないという現象に出くわす事が多くありませんか?或いは、伝わったと思っていても実は、全く伝わっていなかったという現象がざらにあります。
伝えたいのに伝わらない。
もどかしいものです。
伝える自分を変えようとする
伝えたいのに伝わらない。
あなたはどうしますか?
大抵の問題は自分の問題だと自分ごとに置き換えてモノを見るあなたでしたら、伝わらないという現象を相手の問題に置く事よりも自分自身の課題として自らを見直す傾向があるかも知れません。
伝える自分が問題だった。
それは伝え方かも知れませんし、タイミングを計る嗅覚に問題があったかも知れません。
相手を変化させようとするよりも、自らが変わった方が早いと考えているあなたは、直ちに自分を見直し、伝える自分を変えようとする事でしょう。
言葉を変えてみる。
表情を変えてみる。
タイミングを変えてみる。
言う事よりも聞いてみる。
共感を重要視する。
感情豊かにする。
逆に淡々と伝える。
論理的に表現する。
変化と言いましても、伝える自分を変化させる項目はここには書ききれない程あります。出来る事はどんな事でも試そうとするかも知れません。
変化。成長した自分によって相手が影響を受ける
大抵の事は自分の問題に置き換えて物事を捉える傾向があるあなたは、伝えたいのに伝わらない場合は、伝え先である相手に変化してもらおうとするよりも、伝え元である自分自身を変化させようとします。
伝え先である相手が受け取る許容量もある事ですから、その許容量に合わせた交流を意識できれば、相手からは受け取り易くなるものです。
上司であるあなたが、部下である相手に体験談を伝えようとする時も、部下である相手にはあなたほどの許容量が無い事をあなたは理解しています。
まずは自分自身が相手の許容量に合わせた交流を心がける事で心地よく受け取ってもらえる様に努めようとしてきたでしょう。
その度にあなたは成長します。
あなたの能力が磨かれます。
あなた自身が大きくなります。
その事までも実感しているあなたは、自分自身の為にも、自分がお付き合いする相手の為にも、成長した自分で臨もうと全力を尽くします。
成長したあなたによって、
部下は許容してくれます。
相手はあなたから影響を受けます。
相手に及ぶ影響は限定的
ところが、必ずしも上手く行くとは限りません。だから、あなたは更に自分自身を変えようと自己成長に努めます。
・本を読む
・ネットを調べる
・セミナーや講座に参加
・尊敬する上司や同僚を頼る
様々な手段や手法があります。相手に伝える上で理解や共感を大事にする言葉を多用するという直接的な手段もあれば、日頃から掃除や挨拶などで感謝を伝える事で感性を磨くという間接的な手法もあります。
試せる事は何でも試します。
必要な事は取り入れます。
伝えたいのに伝わらない。
まだ変化の余地がある。
あなたは、そう思う事でしょう。
自分に必要な変化に出会うまで、探し続けるかも知れません。相手に届けられる自分になるまで、変化する手法を探し続ける事でしょう。
自分の範囲を知ること
伝えたいのに伝わらない。
相手に伝わるまでに自らを変化するという事は確かに自分が成長し、影響力が大きい自分になるかも知れません。
ではいつになると終わるのでしょうか?
相手に伝わる事を終わりとしますと、相手に伝わって終わりを迎えるのは一体いつになるのでしょうか?
自らを成長させるべく、その手段を探し続けるあなたですが、一体いつまで、それは続くのでしょうか?
その問いに応える事は困難ではありませんか?あなたはもしかしたら、その問いに答える事は無理だと考えているかも知れません。
相手に伝わる自分になる上で、その手段との出会いを答えとするならその考えはその通りかも知れません。ですが、相手に伝わる自分になる上で、あなたが出会うべき答えはその考え方には無いとしたら如何でしょうか?
伝えたいのに伝わらない。
その現象がこの先もずっと起こる本当の理由は、あなたが変化し続ける事に原因があるのではなく、本当は違う所に原因があるとしたら、全く違う光景が見えてくる筈です。
伝えたい相手は、
あなたではありません。
あなたではない相手に伝えようとするから、あなたではない相手はあなたを事を理解しません。あなたは、自分の範囲があくまでもあなた自身に閉じこもっている状態ですし、同時に相手までを含めて自分の範囲だとは見れていないでしょう。
あなたが伝えたい事が届く範囲。
それは、あなた自身の範囲まで。
あなたは、自分の範囲を知る事です。
本来のあなた
少しイメージを柔らかくして想像してみて下さい。部下である相手は、実はあなた自身であり、本来のあなたの一部分です。
あなたは、大抵の問題は自分の課題へと転じる事に長けている存在ですが、その様なあなたが、部下である相手を自分自身であるかの様に観るという事は、自分が自分に話しかけるという事です。
自分が自分に話します。
自分が自分から聞きます。
自分の事ですから、
自分に影響が及びます。
それは、大変尊敬される上司です。
上下関係ではなく尊厳関係です。
立志、不惑を超えて天命を知る存在です。
逆に、こう考えてみて下さい。
自分以外の人なので、
伝えたいのに伝わりません。
伝え元と、伝え先は、
お互いに違う主体だから。
伝えたいのに伝わらない事。
それは至極当然の出来事です。
原因に勝負していきましょう。
あなたが伝えたい事が届く範囲。
それは、あなた自身の範囲まで。
自分の範囲を知って、
伝えたい事を伝える事。
あなたは未だ、本来の自分を知りません。
今から、本当の自分を知る一歩です。
自問自答
本来の自分を知らない。
それは、伝えたいのに伝わらない原因でもあります。あなたは、本来の自分を知る質問を自分自身に放ってみて下さい。例えば、次の様な質問を自身に問いかけてみてはどうでしょうか?
・自分とは何か?
・自分の範囲は、どこからどこまで?
・どうして、それを自分だと思うのか?
・いつから、それを自分と思う様になったのか?
・何によって、自分と思うに至るのか?
いつも、読んで下さってありがとうございます。良かったら、自問自答された事を教えてくれると喜びます。連絡お待ちしています。
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