2019年6月15日土曜日

理想。それも観点

人間でしたら理想があります。植物や動物と違って人間だったら、理想を想い描く事が出来ます。「理想なんか無い」「それは理想に過ぎない」などと言われる事がありましても、人間でしたら誰もが皆んな理想があります。ただ、その理想は観点です。

本日のテーマは、「理想。それも観点」です。

あなたは、理想と聞いたらどの様なイメージを持たれていますか?良いイメージですか?悪いイメージですか?身近なイメージですか?遠いイメージですか?



人間でしたら誰もが皆んな理想があります。植物や動物と違って、人間が人間らしい一つとして理想を抱く存在というのがあるでしょう。イメージは一人ひとり違うものですが、それにしてもそれらの違いを総称したものとしての理想というのは確かに存在します。

ある人の理想に対する姿勢はこうです。

理想は掲げておく方が良い。理想を掲げない状態だと何も変わらず、成長も進化も発展も起きないからだ。

人間は環境に適応するだけではなく環境を創造し変化させる存在でもある。環境に合わせて生きるだけでは人間らしさを発揮出来ない。仕事とは、積極的に環境を創造し変化させていく事に他ならず、誰かの役に立ち、社会の役に立つ事でもあるから、理想を掲げないままでは環境に妥協する仕事に終わる。

理想と言うから自分から遠すぎるものと思うものではない。理想は今まさに目の前に意味があり、直ぐそこに直結していて、今の自分自身をどの方向に持っていくのかを定める意味でとても刹那的で、身近に密着しているものである。今の自分を動かし変化させる上でとても重要な役割を果たしてくれる。

ある人は理想をその様に見ています。
ただ、この様な姿勢全てを話しません。

この様な立ち位置から話し、
話す時はこの内の一部分です。

「仕事とは、誰かの役に立ち、社会の役に立つ事でもあるから、理想を掲げないままでは妥協する仕事に終わる」

これを聞いた別の人がこう捉えました。

それこそ理想だよ。勿論、理想はあった方が良いに決まってる。だけど、理想論で終わる事も多い。理想は理想。理想と現実は違う。理想で現実は変わらない。現実を見誤ると理想だなんて言ってられない。

誰かの役に立ち、社会の役に立つのが仕事っていうのは分かる。だけど、仕事をやる人はやるし、適当にする人は適当に済ます。会社に入ったばかりの頃に持っていた熱情も、次第に冷めてくるもの。アイディアや構想を伝えてみたところで、現実的に難題だという事で通った試しがない。若い連中はやる気を亡くしていくものだ。

何も変わらない理想を掲げるより、現実を直視し、今出来る事を一つひとつ積み上げていく事が大事だ。

この方の理想に対する姿勢でもあります。

理想に対する2人の方の姿勢を紹介しました。後者の方は理想を掲げていない様に思えますが、それでも理想という概念そのものは持たれていますし、理想というものがあって、そこに向き合う姿勢があるのは確かです。

前者の方の理想に対する姿勢も一つなら、後者の方の理想に対する姿勢もまた一つであり、更に他の方の姿勢が一つあり、別の他の人にも姿勢があろうかと思います。

人それぞれですね。

会話は成り立ちそうですか?
土台は共通でしょうか?

2人は、共に仕事出来るでしょうか?

どれか一つが理想に対する正しい姿勢という訳ではありませんが、皆それぞれ個々別々に正しいと思える姿勢というものがあります。ただ、人と人とが共に生きて、この社会を共有しているのであれば、理想に対する姿勢が違ってはいても、何らかの形で疎通交流しておりたいですが、現実は疎通交流は阻まれている様です。

さて、人間ですから理想はあります。
ただ、理想があるのではありません。

理想に対する姿勢の違いが、人それぞれ皆んな違うというところを注意深く洞察して下さい。実は、理想があるのではなく、理想を生み出す様にさせている何かがあるのです。

それが観点です。

理想があるのではなく、
あるのは観点です。

観点があるから、理想がある様になっています。観点が働いて、理想を掲げる様になり、理想に対する姿勢も一人ひとりのものとして現れていきます。

理想。それも観点です。

観点とは何でしょうか?
ぜひ自問自答されてみて下さい。

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